『N』ー忍びで候うー
その頃、一花たちはNに集まり、頭首からの知らせを聞いていた。

一つは先代が戻ったことにより、頭首の座を先代に返し、紀子はその座から退くということ。

もう一つは、七花を忍者の任務から解くということだった。


誰も反論するものはいなかった。
頭首が戻り、元のように忍びとして活動する。
新たな始まりだった。
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