私のおにいちゃん
*ユリ*
「あ、うん。」
零斗があの妹と教室から出てきた。
手を繋いでる。
キラのせいで、零斗が汚れる。
元々こうなったのは、霧夜のせいね。
電波の調子が悪いだなんて嘘を言うから。
でも、私が病院に連絡したら、
零斗は私を憎む。
そんなこと、あってはならない。
零斗にとっての私は、
何も知らない部外者なんだもの。
あなたのことをよく知らない女の子。
でも、それは今のところだけ。
キラは、すぐに己の血で溺れる。
死ぬのよ。