私のおにいちゃん
*霧夜*
「はい。」
この頃、霧夜くんは、私のことが
好きみたいだった。
キラは、お兄ちゃんのことが、
好きだったけど。
*零斗*
「……迎えにこられると困るんだ。
いっぱい遊んであげるから、
我慢してくれない?キラ。」
お兄ちゃんが、そう言った。
キラは、渋々引き受けた。
その日から、
キラが、お兄ちゃんを迎えにいくことは、
なくなった。
幼稚園でも、
お兄ちゃんが何をしているのか、
そればっかり、気にしてた。
お兄ちゃんの、絵を描いて、
お兄ちゃんの、お話をして……