私のおにいちゃん
俺は反論しようとしたが、
よく考えれば、俺が通報するかも
しれないのに、ゼロは俺を信じて
呼んでくれたとわかった。
だから反論せず、死体隠蔽に加担した。
キラはゼロに着いてくると、
*キラ*
『おにいちゃんと一緒。キラ、嬉しい!』
と笑顔で答えた。
可愛い顔で、愛らしい顔で。
自分の密かな初恋の彼女が、
一瞬で消え去った。
この子は俺を見ていないし、
俺の知っている月本キラではない。
もう、ただの殺人鬼だ。
それは、キラの目と、頬についた血を
みれば明白だった。
目の前の彼女が怖くて、
変わってしまったのが悲しくて。