私のおにいちゃん


俺は反論しようとしたが、




よく考えれば、俺が通報するかも




しれないのに、ゼロは俺を信じて




呼んでくれたとわかった。




だから反論せず、死体隠蔽に加担した。




キラはゼロに着いてくると、




*キラ*
『おにいちゃんと一緒。キラ、嬉しい!』




と笑顔で答えた。




可愛い顔で、愛らしい顔で。




自分の密かな初恋の彼女が、




一瞬で消え去った。




この子は俺を見ていないし、




俺の知っている月本キラではない。




もう、ただの殺人鬼だ。




それは、キラの目と、頬についた血を




みれば明白だった。




目の前の彼女が怖くて、




変わってしまったのが悲しくて。



< 250 / 261 >

この作品をシェア

pagetop