桜龍














映画が上映されてる中チラッと希優にめを向けると頬に涙を流している。


え?


そんなに泣ける話かなこれ?

正直これは喜ぶ場面だと思うんだが。











映画の上映が終わり劇場が明るくなっていく。


希「沙羅〜本当いい話だったね〜」


そう言ってこっちを向いてくる希優の目は赤くなっていて腫れぼったい。


『はぁ。』

ため息をつき希優手を引き劇場を立ち去った。





劇場をでて一階にエスカレーターで降りる。


すこし歩いたところにカフェがあり、そこに入る。



ここなら特に注目を浴びることもないだろう。






希優を置いて注文をしに行く。


店員が訪ねてくる。

『じゃ、フラペチーノで。』

『あと、氷貰えますか?』

注文を終えて希優の元に戻る。

『ハイ。』


そう言ってフラペチーノと氷の入った袋を渡す。


希「ありがとう。」


そう言って腫れぼったい目に氷を当てる。
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