毒舌男子の偽彼女
怒ってます…
澪side

震える手でインターホンを押す。



(ピンポーン)



私の心臓は、破裂しそうなくらい加速している。


信じられない。


今日から約一年間私はここで暮らすんだ…。


正直上手く生活できるか分からない。


迷惑かけちゃうなぁ。



(はーい。)



色々な事を考えていると、玲央の声がインターホンから聞こえたのでびっくりした。



「真城 澪です。玲央君いますか?」


あぁ。きっと毎日うざがられるよな。
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