セシル ~恋する木星~


「可愛いね」

「え?」

「あなたは素直で、魅力的な人だよ」

「あ、ありがとうございます。山口さんも魅力的ですよ」

「ありがとう。……少し早いけど、じゃ、そろそろ行こうか」

「はい」

セシルは、山口に続いて外に出た。
風が少し出てきて、気持ちよかった。



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