唄姫
東京の“ジャズバー”で、香保里サンは歌っていた


歌声に惹かれて、殆ど毎日、通う様になり


音楽の話しで盛り上がり、二人で食事をする様になった


お互いの話を聞いているウチに、香保里サンが、今の生活から抜け出したいと言う事を知る



そのウチに、父親の会社で“リストラ”の話が持ち上がり

昔、凄くお世話になった先輩がリストラの対称になり、自分が代わる事で、先輩が辞めない様に話をつけた


家に帰る

そう決めて、香保里サンにその事を告げた


そして、良い所だからと、出直しの場所として薦めた………



と、父親が言う。



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