天狗に愛されて


『じゃあ、なんでそんな妖が?』


「あの神が穴を開けたから
空間に歪みが出来たのかもな。

それか、
霊山の力が効かない厄介な奴が出て来た……。」


いやー……笑えないんですけど。


『この鏡割ったろか……?』


ペンダント形式にした鏡を力強く握り締める。


「それ、あの神の本体か?」


『なんか「役に立つかもしれない」って。

そんな言葉残されて
置いて行けなかったから私が持って帰った。』


「得体の知れない鏡なんか持って帰んな!!」


『じゃあ、また穴が開いたらどうすんの!
アンタ一人で責任取れんの!?』


やっぱり、コイツとは馬が合わない!!


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