ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
そんな中桜花達は葵を連れて外へと出てきた。


『あ、おい?』

「……(殺気)」


俺はただただ葵に睨まれた。

俺の知っている葵はもう居なかった。最初に出会った時よりも酷い状態。


達也「こーら。睨まない。」


そう言い軽く葵にチョップをした。達也は笑っていても葵は全く笑っていなかった。

そして葵は何も言わずに下を向いた。


『どうして外に。』

達也「あー、墓参りだ。」

『え?』

達也「まぁ。行けばわかるよ。」


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