ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
あっ、隣の人と目が合った。よし!ここで必殺陽花's smile



《二コ♡》

隣の席「チッ。」



な、何?なんで……私何かしたかよ!!!舌打ちされるなんて……見た目イケメンの中身ぶすだろ。

なんて詐欺な。



「浅井さん。」

『へ?あっ、はい。』



いつの間にかホームルームは終わっていて周りには男!男!男!

わ、わっ。いっぱいいるよ。



「陽花ちゃんって呼んでいい?」

『あっ、お好きに呼んでください!(二コ♡)』

「じゃあ俺は陽花で!」

「お前だけずるいぞ!」



なんて調子に乗ってる奴らがいる。いきなり呼び捨てですか!?呼び捨て!!



葵「陽花。行こ。」

『え?あ、うん。じゃあ皆後でね。』



葵が人の群れから助けてくれた。なんだかんだ優しいんだから♡

もぉ〜抱きしめてあげるぞ!



葵「なっ!?陽花。何すんだよ。」

陽花「抱きついてるだけですぅ〜。」

葵「邪魔だ。うっとおしい。」

陽花「そんなぁ〜ひどい。ってかどこ向かって
るの?」

葵「屋上。」

陽花「でも鍵が……」



ガッシャーンッ



あー。蹴り飛ばしたね。あちゃー。何やってるのよ。


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