ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
これじゃ当分家には帰れないな。
倉庫に行ったが誰もいねぇ。でもそこで一夜を過ごした。

朝になり学校へ行ったが誰もいねぇ。もぅ昼になるって言うのに……俺も昼に来たんだかな。


「「陽花様ぁぁぁぁぁああああ!!!」」


なんだこの歓声は……陽花様?なんかレベルが上がってるぞ。

にしても……


『邪魔。』


サササッ


すぐにどいてくれた。やはり中にいたのはアイツだった。


『お前……来たのかよ。』

陽花「助けてくれてありがとね。」

『アイツらが邪魔だっただけだ。』

陽花「そうだね……」


走ってどこかへ行ってしまった。

にしても……だれも来ねぇ。



葵にでも電話するか。


《んぁ? ……龍?》

『あぁ。なんだ?寝てたのか?』

《皆、寝ちゃって……》

『学校来ねぇーの?』

《んー、今日は。》

『アイツ来てんぞ。』

《アイツ?》

『陽花。』

《え、えぇ!!!!!ま、待って!すぐ!すぐに行くから!まじ!待って待って待ってぇ!》

『わ、わかったから。』

《おらぁ!!とっとと起きろ!学校行くぞ!》

『じゃあな。』

《すぐにでも行く!》
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