ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
葵「龍ー?入るよー?」

『葵!助けろ!』

葵「え?」


ガシャンッ


勢いよく入ってきた葵。陽花を見た途端に駆け寄った。


葵「ゆっくり息吸って。」

陽花「はぁ、はぁ。」


それでもまだ止まらない。


葵「龍!お前何した!」

龍「お、俺……」

陽花「りゅ、龍は関係……無い、から……。」

葵「え、でも……」

陽花「はぁあ。あ。(カクンッ」


そのまま気を失って倒れた。


『なぁ。コイツが気を失ってたら触っても大丈夫か?』

葵「平気だけど、何する気?」

『運ぶ。』


コイツを抱えて出て行った。




葵「え?龍?」

優樹「龍なりに責任感じてるんだろ。」

拓人「僕達も行こっかー。お昼だし葵の手料理
食べたーい。」

葵「とりあえず行くぞ。」


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