ばか、嫌い。でもやっぱ好き。
【海叶side】


───『唇を……噛まれた。』


あの時の衝撃は忘れなれなかった。

陽花は桜花の皆は普通に触れる。けど触るのは最低限に避けていた。

そんな陽花が……今でも夢なんじゃないかと思う。

この後会う。これは俺の所に帰ってきたと見なしていいのか?

まぁいい。噛んだ理由をもうすぐで聞けるんだ

こんな事を考えているうちに待ち合わせ場所についた。


『……(!?)』


な、なんで龍がいるんだ?てっきり2人かと思ったんだが。

あ、いい事思いついた。


───
─────


『よぉ。待たせたな。』

陽花「もう!遅い……その手に持ってるもの」

『やる。龍も。』

陽花「やったぁー!クレープ♪」

『あったから買ってきた。』

陽花「さすが海叶(モゴモゴ)」

龍「♪」


龍も嬉しそうだな。なかなかこんなのは見れないな。


陽花「ふふふっ、龍。ついてる。」


龍の口元についていたクリームをとってそのまま舐めた。


龍「な、おま……食べんのか。」

陽花「え?だって勿体無いじゃん。」

龍「ったく。」


な!?最低限に男に触るのを避けてきた陽花が触った!?それもこんな……

龍がいるしこの前の事、聞けねぇじゃんか。


陽花「あれ?海叶のクレープは?」

『あ?そんなのねぇーよ。』

陽花「そうなの?じゃあはい。あげる。」

『は、はぁぁああ?』

陽花「え、いらないの?」

『いや、いるけど。』

陽花「はい、じゃあーん。」

『(ぱくっ)』

陽花「おいしい?」

『ああ。』

陽花「良かった。」


な、天使すぎる陽花。だけど龍の事もあって喜んでいいんやら、イケナイんやら良く分からなくなった。

< 74 / 245 >

この作品をシェア

pagetop