ばか、嫌い。でもやっぱ好き。

──
────


気づけばもう夜。

海叶は陽花と仲良く寝ちゃってて龍の機嫌がどんどん悪くなる。


カシャッ


大騎「馬鹿なの?」

『えー?なんで?』

輝「この2人の写メるとは。」

達也「いらねぇーだろ。」

『記念よ。記念。』


そう言いつつもくもくと食べ続ける。


達也「まだ食べてんの?太んぞ。」

『な!?余計なお世話だぁああ!』

達也「あれ?お腹周りに浮き袋が……痛いでふ
よお嬢さん。」


両頬を引っ張った。


『達也みたいに腹筋ばっきばっきよりもまし』

達也「何?見たいの?」

『バカいうな!』

達也「ほらよ。」

『うっわ!きっも!』

達也「んだと!?」

『はっ!細マッチョの方がモテるのにねー?』

達也「まな板な奴が威張るな!」

『あ?現実を突きつけるなよ!!』

< 91 / 245 >

この作品をシェア

pagetop