ブスが美人に勝ること
しかしそれは逆に耳打ちするよう会話する二人の姿を見る羽目になっただけだった。
そしてその僅か数分後もっとショックな出来事が待ち受けているとは夢にも思わなかった。
ドリンクバーを飲み過ぎてトイレから戻りドアを開けようとした私の目に飛び込んできたのは、何とお互いのスマホを振り合いラインの交換をしている二人の姿だった。
その光景を見た私は自分でも不思議だったが自然と顔が綻んだ。そう言えば誰かが言ってたっけ・・・人間本当にショックだと笑うしかないって。あれって本当なんだ。
美和子はやはり純平の事が気に入ったのだ、そして美和子に彼氏でも好きな人でもないと言った以上、それに対し怒る事も止める権利も私にはなかった。
それからカラオケ店を出るまで何の歌を歌ったのかまったく覚えていない私だった。
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