アリストの3姉妹
『ああ、憎い、何故笑う?なぜ楽しげに歌う?
私の国に勝手に足を踏み入れおって、・・・水も光も優しく戯れ、いつもお前達が幸せに包まれ、お前達が楽しそうにすればするほど、どんどん私が惨めになる・・・。
ああ、憎い、ああ、悔しい!!』


3人にはこの声がしっかりと聞き取れた。

『今の憎しみの声聞こえた?』
『聞こえた。私、わかったわ。魔女アヴィエータの娘の居場所が・・・』

始めに察知したのは、ウェンディだった。

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