草食系彼氏がヤキモチを焼いたら
いつもなら萌乃ちゃんを待たせたくないから断るんだけど、今日は萌乃ちゃんと帰らないので、「分かりました」と返事をした。






そして、雑用が終わった頃にはすっかり暗くなっていた。



「…………萌乃ちゃん帰ったかな」



もしかしたら、萌乃ちゃんが学校にいるかもしれないと思った。



だいぶ暗いし、萌乃ちゃんの家はとても遠い。



「まぁ、近くても1人じゃ帰らせないけど」



萌乃ちゃんは自覚していないけど、とても可愛い。



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