わたしが幸せになるには
「あ、うん!大丈夫だよ」



「悪りぃな。」



「り〜くとぉ〜」



話が終わってすぐ隣にいた女の人が陸斗先輩と腕を組んで帰って行った。



「ねぇ、結愛あれいいの?」



後ろにいた美優が心配そうな顔をして声をかけてくれた。



「うんっ!全然大丈夫。ありがとう」



「結愛がいいならいいんだけどね…」



「ご、ごめん。私行くところあるからまたねっ!」



やばいよ…泣いちゃいそう。



美優の前では泣きたくないので急いで静かな場所に向かった。
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