彼はミルクティー依存症
「へー、中島さんそこだったんだ?」


「よかったね〜萌波」



たいして驚かない井川くんとニヤニヤしてるエリカ。



「萌波、文学部だっけ?」


零は自分のカバンからミルクティーを取り出し手元でクルクル回す


「あっ、うん!」


「よろしく」


ニヤっと笑い、ミルクティーを一口飲んで立ち上がる零


カバンを持ち井川くんに一声かけて教室のドアへ向かう



「また明日、萌波」



ドアを開けて一度だけこちらを振り返り、帰って行った





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