彼はミルクティー依存症
「あれで納得してよかったの?」



あれ、とは担任の無茶苦茶な面接練習だ



「俺はいいよ。萌波は困るの?」



綺麗な顔をキョトンとかしげる姿は恐ろしく絵になる



彼のサラリと揺れるミルクティー色の髪に思わず触れたくなってしまう





「だって進路だよ?なんかてきとうすぎない?」




「萌波、俺たちの合格率知ってる?」



「え、知らない」



「ほぼ間違いなく100%」



「そうなの!?」




「俺とお前だからね」



なんだそれ、


100%なんて始めて聞いたぞ




俺とお前だからねって





「だから俺たちの扱いがてきとうでもしょうがない。


ま、一応面接の練習はちゃんとやろう?」




「あ、うん、よろしくね!」



「ん、よろしく」



目元を緩ませて笑いながら頭をポンポンとしてくれる零



なんだかカレカノみたいで零にそんな気持ちはないはずなのに照れてしまった




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