スローシンクロ 〜恋するカメラ女子〜
事務所に到着すると、すぐに記者の方がやってきた。
事務所内の大きなソファで春木さんへの取材が始まる。
「春木さん、こういうインタビューって久しぶりですよね?」
「そうですね。いつも撮る側の人間なんで。」
カメラマンに写真を撮られている春木さんは、いつもより表情が硬かった。
リラックスして下さいね、と笑いながら記者の方がICレコーダーをテーブルにセットする。
私は、個展開催に至った経緯について答え始めた春木さんを部屋の隅から眺めていた。
「春木さんにとって写真って何ですか?」
春木さんのカップを持つ手が止まった。
「一晩かかりますよ。その答え出すのに」
「はは、すみません。どういった魅力を感じてます?写真家という仕事に」
春木さんが日々、何を考えて写真を撮っているのか。
どんな思いに支えられているのか。
話してくれた事は無かったけれど、私もとても興味があった。
息を詰めて答えを待つ。
事務所内の大きなソファで春木さんへの取材が始まる。
「春木さん、こういうインタビューって久しぶりですよね?」
「そうですね。いつも撮る側の人間なんで。」
カメラマンに写真を撮られている春木さんは、いつもより表情が硬かった。
リラックスして下さいね、と笑いながら記者の方がICレコーダーをテーブルにセットする。
私は、個展開催に至った経緯について答え始めた春木さんを部屋の隅から眺めていた。
「春木さんにとって写真って何ですか?」
春木さんのカップを持つ手が止まった。
「一晩かかりますよ。その答え出すのに」
「はは、すみません。どういった魅力を感じてます?写真家という仕事に」
春木さんが日々、何を考えて写真を撮っているのか。
どんな思いに支えられているのか。
話してくれた事は無かったけれど、私もとても興味があった。
息を詰めて答えを待つ。