僕は使命を果たすため下界に降りる。

闇落ち

ー下界ー

ーリッキーsideー

「セレン…天音大丈夫か!?」
俺は天音をお姫様抱っこで抱えて帰ってる。
「はい//大丈夫です…あの//じぶんで…歩けます/」
顔が赤いけどどうしたんだ?熱か?
「大丈夫なのか?」
俺は天音をおろした。
「大丈夫です/あの、すみません」泣
天音は涙目になっていた。
「大丈夫だ、それに、言ってただろ?あいつ、大丈夫だって」笑
「ですが…」
「ほらほら!あいつは帰ってくるさ!天音…たすけて貰ったんだからちゃんとシャキッとしろ」笑
俺は天音に笑顔を見せた笑
「はい!」涙笑


ー家ー

ガチャッ

「ただいまー!」
「た、ただいま」

パチッ

「セレン君大丈夫でしょうか」汗
「大丈夫大丈夫!明日には帰ってくるよ」笑
セレンは魔法界一強い…だけど、闇落ち魔法使いは魔法使いよりも遥かに強いからな…ちょっと心配だ…
もしも、負けて闇落ちしてしまったら…
いや、セレンはそんな事はない…だけど、仲間の話になったら…落ちる可能性も充分ある汗

「天音、もう寝ようぜ!明日になればベッドでねてるさ」笑
「はい、ではおやすみなさい」
天音は部屋に入った。
「よし、俺も寝るか…セレン…帰ってこいよ」
俺は久々に一人で寝るなぁー
部屋はセレンと同じだからな笑
俺はしばらく考えて眠った。



ー朝ー

「うーんよく寝たッ!」
隣のベッドを見るがセレンはいない…
「何があったんだ?」
俺は身支度をして天音のご飯を作りにキッチンに行った。

「トースト?というものでいいかな?」
俺はあまり料理をしない…そのため、作れるのはトースト、卵焼きぐらいだ汗

ガチャッ

「おはようございます…セレン君…ほんとに…」汗
「あ、そうだ!天音ちゃんの霊力使って予知とか出来ない!?」
俺は天音の霊力を使って予知をすればいつ帰ってくるか分かると思った。
「いまやりますね!」
天音はそう言うと急に倒れた汗
「あ!おい!」汗
俺は床につく前に支えてソファーに運んだ。

ー5分後ー

バサッ
「あ、ああッ…嘘ッ…」
「どうだった?」
天音は震えながら涙を流していた。
「映…像を…流し…ます…ね」
そう言うと俺にお札をあて何かを唱えた、
すると、俺は次の瞬間映像が流れた

ーーーーーーーーー

映像には声はなかった。
だが、セレンが…セレンが闇落ち…して…いた
映像にはまたしても学校で襲撃が起こっている
俺は…セレン…と戦っている…
認めたくない予知だ…

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