片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
俺は紋付袴からタキシード姿に着替え、自身でデザインを手がけ、作ったウエディングブーケとブートニアを持って、夏芽の控室に足を運んだ。
「入るぞ。夏芽」
控室に入ると純白のウエディングドレス姿の夏芽が俺の方を振り返った。
衣装決めは夏芽と彼女の母親にお任せしていたから、夏芽のウエディングドレス姿を見たのは初めて。
俺は夏芽にドキドキしちゃって、肝心なウエディングブーケを渡すのも忘れ、その場に縫い止められたかのように暫く突っ立ってしまった。
「冬也、私にブーケ渡しに来たんでしょ?」
「あ・・・そうだった」
俺は手に持っていたブーケを見て、自分が此処に何をしに来たのか確かめる。
俺は夏芽にブーケとブートニアを渡す。
「これは何?」
「俺のタキシードの胸許ポケットに挿すブートニアだ」
「そう。私が挿せばいいのね」
「頼む」
夏芽は俺のタキシードの胸許ポケットにブートニアを挿し込んだ。
「入るぞ。夏芽」
控室に入ると純白のウエディングドレス姿の夏芽が俺の方を振り返った。
衣装決めは夏芽と彼女の母親にお任せしていたから、夏芽のウエディングドレス姿を見たのは初めて。
俺は夏芽にドキドキしちゃって、肝心なウエディングブーケを渡すのも忘れ、その場に縫い止められたかのように暫く突っ立ってしまった。
「冬也、私にブーケ渡しに来たんでしょ?」
「あ・・・そうだった」
俺は手に持っていたブーケを見て、自分が此処に何をしに来たのか確かめる。
俺は夏芽にブーケとブートニアを渡す。
「これは何?」
「俺のタキシードの胸許ポケットに挿すブートニアだ」
「そう。私が挿せばいいのね」
「頼む」
夏芽は俺のタキシードの胸許ポケットにブートニアを挿し込んだ。