片恋シンデレラ~愛のない結婚は蜜の味~
「べ、別に…俺は何も・・・」

「冬也の次期家元を継承を反対している人達が居るんでしょ?
私の母と奈都也さんのコトが原因だって・・・」


「まぁ、気にするコトないさ。
俺が実力で納得させるから・・・それに、敦司様は俺の味方だし」


「彰成様は伊集院様を頼ってばかりはいられないと言っていたけど」


「まぁ、そうだけど・・・夏芽が気にするコトないさ」


私は会社を退職し、冬也と一緒に華道の世界に進む。


「私は冬也の妻よ。私だけ蚊帳の外に出さないでよ!!
私は冬也と一緒に華道の道に進むと決めた。だから、こうして伊集院様の元で働いてるの!!」


「・・・」


冬也は口を噤んで、ジッと考え込む。


「俺が悪かった。夏芽」


「冬也・・・」


「一人で抱え込むのは止める」


インターホンが鳴り響く。


「こんな夜に誰だ?」


冬也が立ち上がり、モニターを確かめた。


「んっ?拓真…さん?」





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