narcotic
「千秋…愛してるよ…」

はーくん…。

その少年のつけてる名札には

"王子 晴輝"

「やめろ!!」
「?!」

はーくんはその声に驚き、ナイフを落としてしまう。

「きゃあ!」

その落ちたナイフは、私のおでこを切り裂いた。

「ちー!大丈夫か?!」

さっき叫んだ少年は私に駆け寄る。

「しゅんくん…はーくんなんで…」

私はそこで意識を失った。

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