narcotic
「赤羽さん!遅くなってごめん」
「え」
「一緒にお昼食べよう」

なんで…。

「なんで?」
「俺が食べたいから 」
「そ、そう…」

無性に嬉しいって感じてしまった。

「昨日夜遅くまでごめんね。朝起きれた?」

あ…これは私が言わなきゃいけないのに。

「私こそ遅くまでごめんなさい。時間全く気にしてなくて…王子くんはおきれましたか?」
「大丈夫、あと敬語になってるよ」
「あっ…すいませ…じゃなくてごめん」
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