narcotic
「なに…これ」

王子くんは…
見たことのないような怖い顔をしていた。

「赤羽さん」
「は…はい!」

ついビクってしてしまった。

「言って欲しかったな…俺そんなに頼りないかな?」

彼の方を見ると、いつもの表情に戻っていた。
いや、いつもよりなんだか悲しげ。

「め迷惑…かけたくなくて…」
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