ひと夏の恋【短編】

海の家でバイトを
しているのか、
16歳くらいの男の仔がいた。

その男の仔と目があったんだ。

男の仔の目は

私の心を一瞬にして
奪っていった。




名前も年も知らない
あの人に
心を奪われた。





私は目をそらし
みんなの元へ
走っていった。
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