いつも隣に君がいた
そんな感じで私たちは初めて顔を合わせたにしては結構話が弾んだ。
「あいつ、何してんだよ」
カレーを半分くらい食べたあたりにカイが言った。
その言葉に綾斗くんも「そうだなあ」ってあたりを見回す。
あいつ?
私は誰かわからず、実夏に目で聞く。
実夏は誰か分かったらしくて、私に口をパクパクさせて何かを言っている。
ん?誰?
「このメンバー、何?」
修司!?
カレーを持った修司が立っていた。