いつも隣に君がいた
気まずいなんてこの際関係ない。
ただでさえ誤解を生みやすいんだから、言葉でちゃんと伝えないと.......
私はそれだけ言うと修司の返事も聞かずに教室を出た。
7組まではこの廊下一本。
私は全速力で走って、7組に駆け込んだ。
自分でもわかるくらいの焦りよう.......
「うわ!?ハル、どうした!?」
カイはいきなりバタバタと駆け込んできた私に驚いたみたいに言う。
「お前、すげー顔赤いよ?」