いつも隣に君がいた









その声に反応して、みんなが振り返ってこちらを見る。









その動きに、私の足は固まって動かなくなる。









「はよー」









そんな私に気づいてか、黙ったまま立ち尽くす私の背中を軽く押しながら、私の後ろに立つその人が答える。









振り返らなくても分かる、この聞きなれた声...









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