いつも隣に君がいた








私の後ろから、じゃれ合うような、楽しげな声で林くんに返答する。









何か言われるたびに、私に答える間も与えずに、代わりに答えてくれる。









私を庇ってそうしてくれていることが分かるから、より一層その優しさが沁みる。









こんな時まで、本当に優しい...









「分かったから、後でな」









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