いつも隣に君がいた








席に座りながら、なおも絡んでくる林君に向けて、笑顔でそう答えている。









結局、私は何も答えることがなく、みんなの前で深い追求を受けることもなく終わった。









それもこれも全部...









私の前の席でリュックから荷物を出しながら、用意をするその姿を見つめる。









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