いつも隣に君がいた








四時間目の終わりを告げるチャイムが鳴ると同時に、みんなお昼を求めて我先にと教室を出ていく。









実夏も今日は綾斗君とご飯を食べるみたいで、お弁当箱を持って教室を出て行った。









その姿を見送りながら、小さく息を吐いた。









午前中、すごく気を張っていたから、なんだかすごく疲れた。










数人しかいない教室はいつものことながら、すごく静かで、なんだかちょっと落ち着く。








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