いつも隣に君がいた










こういう時のお母さんは、妙に勘が鋭くて、すべて見透かされているような気がして、居心地が悪い。










空になったカップを流しに運んで、そのまま逃げるようにリビングを出ていく。










出ていくとき、「部屋、片づけておきなさいよ」って後ろからお母さんの声が聞こえてきた。










「わかってる」って叫びながら、階段を駆け上がる。










いつもより鼓動が大きな音を立てて脈打ってる気がする。










けど、たぶん、これは階段を急いで駆け上がったからだと思う...










うん、きっと、そう...










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