いつも隣に君がいた











私はただただ怖くて、何もできず、それを見ていることしかできなかった。











警察のおじさんが私に何か聞いていたけど、何を言っているのか分からなかった。











恐怖から、足がすくんで動かなくて、気づいたら地面に転んでいた。











目からは涙がこぼれていて、足や手は震えていた。











震える手足には全く力が入らなくて、尻餅をついたまま、起き上がることもできなかった。











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