Blue Moon
「じゃあ、気をつけて行ってらっしゃいね!」


そう言って真白さんは中に入っていった


「月海ちゃんは、もちろん俺の後ろに乗るんだからね!」


もう、決まってるんだね(笑)


「うん、わかっ「駄目だ。」


私の言葉を遮る修斗さん


「なんで、修斗が入ってくるのさ!」


「瑞希。お前まだ、免許取ってそんな経ってねーだろ」


「そりゃあ、修斗の方が運転は上手いけどさ...」


罰が悪そうな顔をする瑞希くん

何も言い返せないような目でみる修斗さん


「.....わかったよ。」

瑞希くんは、あっさり折れてしまった

「瑞希くん、次は私を後ろに乗せてね!」


私は元気を出してもらおうと瑞希くんの頭を撫でた


「うん!」


良かった...いつもの瑞希くんだ
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