Blue Moon
「それが聞けたらもうええわ。」
夜さんはゆっくり立ち上がる
「でも、安心したらあかんで。
月海ちゃんにした事の償いはしっかりしてもらうからな。」
夜さんは上から父を見る
「......っ!」
「ね、ねぇ!」
今まで黙っていた奈々が夜さんに話しかける
「なんや。」
「お姉ちゃんを連れていくなら私も連れて行って!」
お得意の涙目で言う奈々
「...は?」
「だって...お姉ちゃんと離れるのなんて嫌なんだもん。
それに...私!
お姉ちゃんの隣にいる人に一目惚れしちゃったんです!」
ポロポロ涙を流す奈々。
黒崎さんに駆け寄って上目遣いでみる
「...駄目ですかぁ?」
黒崎さんの服の袖をキュッと握る奈々
「触んなや。」
「...えっ」
「聞こえへんかったんか?
その汚い手を離せって言うたんや。」
今まで見たことなかったような冷たい目。
「ど、どうして?!
そんな奴より奈々のほうが可愛いじゃない!」
奈々の本性が出る
真っ赤な顔で怒る奈々。
夜さんはゆっくり立ち上がる
「でも、安心したらあかんで。
月海ちゃんにした事の償いはしっかりしてもらうからな。」
夜さんは上から父を見る
「......っ!」
「ね、ねぇ!」
今まで黙っていた奈々が夜さんに話しかける
「なんや。」
「お姉ちゃんを連れていくなら私も連れて行って!」
お得意の涙目で言う奈々
「...は?」
「だって...お姉ちゃんと離れるのなんて嫌なんだもん。
それに...私!
お姉ちゃんの隣にいる人に一目惚れしちゃったんです!」
ポロポロ涙を流す奈々。
黒崎さんに駆け寄って上目遣いでみる
「...駄目ですかぁ?」
黒崎さんの服の袖をキュッと握る奈々
「触んなや。」
「...えっ」
「聞こえへんかったんか?
その汚い手を離せって言うたんや。」
今まで見たことなかったような冷たい目。
「ど、どうして?!
そんな奴より奈々のほうが可愛いじゃない!」
奈々の本性が出る
真っ赤な顔で怒る奈々。