尽くしたいと思うのは、
あとがき




はじめましての方もお久しぶりの方もどうも、ひい。です!

もう梅雨が来たのかと疑うほどの雨の多さに辟易としております。毎日大変な思いをしつつ電車に乗っております。





今回の『尽くしたいと思うのは、』はマカロン文庫大賞応募用に書きはじめたものです。予定よりずっとぎりぎりになってしまいましたが、なんとか完結させることができました。

14話はなんだかしっくりきてませんが……書き足りてない点が多いですが……。それはまぁそのうち修正するか、長編になおすかしたいと思ってます。





本作品を書くうえで私が描きたかったのは『重い愛』と『欠点と美点』です。



『重い愛』というのは終始出てきていたわかりやすいテーマです。

そこは私自身がくるみちゃんと同じように重たいと言われる尽くしたい系女子なので、実体験も盛りこみつつ描かせていただきました。

愛の形は色々あって、うまく愛することができない私たちの希望をこめて! 下手でも愛は愛なんだと主張してみました。



そして『欠点と美点』について。

大人になってもなおせない欠点やどうしようもないところって誰にでもあると思います。それでもそれを抱えて生きていかなくてはいけません。ですが、見方を変えると欠点は美点であったりします。

悪いところもいいところもある。そんな自分を受け止めて愛してくれる人がどこかにはきっといる。そんな気持ちをこめました。



目一杯楽しみつつ、加地さんに振り回されつつ、最後まで走りきったこの作品を少しでも気に入っていただけたら嬉しく思います。





マカロン文庫大賞の結果が出たあとから本作品はゆっくりと番外編をふたつ書きたいと思っています。野いちご向けとベリカ向けをひとつずつと考えています。ベリカ向けの流れはお察しください。

それでもまたお付き合いいただけますように。心より願っております。



それでは、読んで下さった方に溢れるほどの愛を押しつけて。





            2016/5/11






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