君と僕のキセキ
「左海さん、手術始まりますよ。」




「じゃあね、雄太郎。」


美夏が離れて行く



このまま離れたらもう二度と会えないような気がした




「美夏!!!!」

俺は美夏を抱きしめた



「幸せに…なれよ」



精一杯の気持ちだった



「雄太郎がいないと幸せにはなれないよ……」




美夏がそう言ったのが聞こえた。




そな後の記憶は全然なかった。



最後の記憶は



美夏のとても綺麗で輝いていた笑顔。
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