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宝生さんから紡がれる意外な台詞に、口の中の食べ物を一気にゴクリと飲み込んでしまった。本当にあまりにも意外な事を聞いてくるから。


宝生さんって、もっとクールな感じな人だと思ってた。他人なんてあんまり気にしないような。だけど本当は違うのかな?気になったりするのかな?


「……気になりますか?」


恐る恐る聞いてみる。


「うーん、気になるかな?」


あっさりと、だけど疑問系で返って来た台詞に私はまじまじと宝生さんを見つめてしまった。


なんで気になるんだろ?


「いや、元カレと言う割には、二人の雰囲気があまりにも違ったから」


「………」


私があまりにも遠慮なく彼を見つめてしまったからか、慌ててそんな台詞が追加される。


だけど、どうしてそんな事宝生さんは言うんだろ?宝生さんの目から見た私達はどんな風に映っていたのだろ?



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