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罵倒を浴びせられながら、それでも耐える事が出来た。我慢する事だって出来た。それは彼をちゃんと信じていたから。
だって彼は言ってくれた。『いつか一緒になろう』って約束をしてくれた。
彼から貰った右手の薬指のリングを左手でギュッと握り締めながら、この時はそうやって話を聞き忍んだ。
だけど世の中そう甘くない。
彼との交際が彼の両親にバレたそれ以降、彼と会うことは叶わなかった。連絡すら取れなかった。
それから一ヶ月、彼と会うことはなかった。
初めは彼の言葉を信じて待ってるいた。会えなくとも気持ちは変わらない。って一ヶ月間ずっと信じてた。
時々押し潰されそうな気持ちに襲われても、それでも信じたかった。
でも、そんな願いは叶わなかった。あっさりとそれは覆された。