【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
ナツくんはそのままそっと指を絡めると、ギュッと握りしめてくる。
「…っ」
やばい、もう心臓壊れそう…。
だけどその手は本当にあったかくて大きくて、まるで何かに守られてるみたいな感じだった。
どうしよう…。
私たちって、ただの友達だよね…?
どういう反応をしていいのかわからなくて、ナツくんが何を考えてるのかわからなくて、ずっと目を合わせることができなかった。
汗かいちゃったらどうしようとか、花鈴たちが帰ってきたらどうしようとか。
そんな余計なことばかり考えて…。
まともな恋愛経験のない私にはどうしていいかわからない。
ナツくんは今どんな気持ちで私と手を繋いでるのかな?
ただの気まぐれなのかな…?
こんなことされたら、勘違いしちゃいそう。
うぬぼれちゃいそうだよ…。