【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
同時に振り返るハルくんたち。
「うわっ、花鈴!
てか二人とも浴衣じゃん!
やば!すっげぇ可愛い〜!」
ハルくんは花鈴の浴衣姿を見るなり大興奮で、すごく喜んでいるみたいだった。
私もドキドキしながら隣のナツくんに声をかけてみる。
「あ…お、お待たせっ」
するとナツくんは少し目を見開きながら、
「マジで浴衣着てきたんだな」
「う、うん。一応…」
なんだか照れ臭くて何を話していいかわからなくなる。
浴衣姿どう思われたかな?変じゃないかな?なんて気になって。
だけど、
「…似合ってる」
ボソッと横向きながらそう言ってくれたので、嬉しくて思わずはにかんだ。
「あ…ありがとう」
よかった…。
普段あまり着ないピンクだし自信なかったけど、ナツくんが褒めてくれたらもうそれだけでホッとする。
「それじゃ、とりあえず屋台まわるか!」
そして待ちきれない様子のハルくんがさっさと歩き出したので、私たちはとりあえず色々屋台を見て回ることになった。