【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
その“今だけ”という言葉が少しだけ気持ちを楽にする。
この辛さも今だけってことなのかな…?
「それよりほら、これ手伝ってくんない?
ちょうど一緒にやってた奴がどっか行ってさ。
飾りの花を貼り付けてくだけなんだけど」
星野くんは私にお花紙で作った小さな花を差し出す。
「あ、うん…」
だけど私がそれを受取ろうとしたら、なぜか私の額の横にペタッとくっつけてきた。
「お~、似合ってる!」
そうされたらなんだか不思議と笑みがこぼれて。
「あの……貼るとこ間違ってる気が…」
「あーほんとだ、間違えた〜」
「ふふ、」
なんてことない冗談なのに、すごく気持ちが和らいだ。
なんかまた星野くんにちょっと、救われたかも……。
そのまま私は言われたとおり星野くんの作業を手伝うことになり、さっきまでのことはいったん頭から追い払うことにした。
気にしない。考えない。
きっと今だけ……。
学祭が終わるまでの辛抱だから。
もう色々考えるの、やめよう……。
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