【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
花鈴は俺のことをジロジロ見てたけど、俺は今は相手にしてる暇もないので、そのまま目も合わせず通り過ぎようと思った。



うちわをパタパタさせながら、歩く速度を速める。



だけど、花鈴はそんな俺を引き止めるかのように、



「…ちょっと!」



立ちはだかってきた。



「…なんだよ」



なんだか嫌な予感がした。



口うるさい花鈴のことだ。



どうせめんどくせぇこと色々言ってくるんだろ。


お前のこと相手にしてる暇なんかねぇんだよ。



そう思ってふてぶてしく返す。



すると花鈴は俺の腕をガシッと掴んで、鋭い目でじっと見てきた。



「……」



こうして見るとやっぱり、すごく似てる。


鈴菜を思い出してしまう。



「なんだよ、じゃない。

夏希にちょっと話があるの。

真面目な話だからちょっと来て」



「…は?」



真面目な話ってなんだよ…。



「鈴菜のことで、夏希に言っておきたいことがあるの」



「…っ、」



そう言われたら、聞かないわけにいかなかった。


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