それでも君を愛せて良かった
(……どうかしてる…)



明らかにおかしい。
確かにあんな所にあんな人形があるのはとても不自然で、なにか意味があることなのかもしれないけれど、眠れなくなる程、思い悩むことではない筈だ。
なのに、僕と来たら、あの日からずっとあの人形のことばかり考えて…
あの人形のことが頭から離れない。



僕は思い直し、地下ではなく自分の部屋に戻り、ベッドにごろりと寝転んだ。
なにげなく天井を見上げる…



「やっぱり、だめだ!
もう我慢出来ない!」



僕はそう声に出してベッドから飛び起き、地下に向かって走り出した。
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