上司がキス魔で困ります
「課長?」
やっぱり呆れられたのだろうか。
確かに仮の彼女とはいえ、もう少し経験値がないと、音羽課長の相手にはなれないと、思われたのだろうか。
「あの……もう、クビですか」
クビになるなら早いほうがいい。というか怖い。課長のことなんとも思っていなかったのに、キスとかされたら普通に意識してしまうじゃないか!
「クビ?」
音羽課長は首をかしげる。
いやそうじゃなくてね。
「彼女……私、その、やっぱり音羽課長のお相手には難しいかと」