俺様同居人とヒミツの関係!?
ドアから出たなら俺とすれ違うハズ。じゃあ、窓? バカ言え、ここはマンションの最上階だぞ。下を見ても人が小さすぎるくらいの高さだ。窓からの脱出はない。
だとしたら――
「まだ、ここにいる?」
途端に、この空間が気味悪くなってくる。無駄にデカいクローゼット、鏡台、全身鏡……中に隠れているのか、それとも物の裏に隠れているのか……。
「ん?」
耳を澄ますと、東条の声がしない。というか、呼吸音も、聞こえなくないか?